「お姉さま、見てくださいなのですよ〜」 「あら、どうしたの奏ちゃん、その格好」 「今度の劇で、三国志の諸葛亮の役なのですよ〜」
「……」 「どうしたのですか?どこかおかしいですか?」 「いえ、ちょっとかわいさが控えめで、もったいないかなぁ…って思ったの」 「?…お姉さま、三国志にはかわいさはあまり関係無いと思うのですが」 「(あああ…せっかく、せっかく奏ちゃんで“諸葛亮”なのに…もったいない、MOTTAINAI…このネタを今言わずして、いつ言うの、瑞穂っ!…でも奏ちゃんに説明して、わかってもらえるかしら…)」 女言葉で思考していることに気付かずひとり悶々と悩み続ける瑞穂を、奏は不思議そうな顔をして覗き込むしかなかったそうな…(オチ無し
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