2006年9月2日 のアーカイブ

人間の仕組み、現在と未来

2006年9月2日 土曜日

等身大“コピーロボット”で存在感の本質を追求する
〜大阪大学 石黒 浩 教授

インプレスのインタビューだが、こちらの教授の人間観が私のそれと非常に近いのに驚いた。(私の人間観をそのまま十数年かけて延長していけば、教授の人間観にたどり着くだろう、といったところ。もちろん、すでに私の人間観をここまで延長する道は絶たれているわけで、大学研究者をやめた私は、単に人間研究の結果だけをネット記事で追いかけることになる)

で、中の技術を見てみる……人間の研究が、ついにここまで来たかという印象。もちろん、教授が研究していない直立・歩行・走行などという研究は他の研究室でも大いに行われていることであり、近い将来、すべての研究結果を組み合わせることで、人間のテストベッドとして十分な性能を持つアンドロイドが開発されるに違いない。私の予想より、20年ばかり速いというのが感想(ただ、ここから先が長いんだよね……すべての分野にある程度精通していて、かつ大規模なプロジェクト・マネジメントができる人なんて、そうそう現れないし、こういうひとはたいてい企業を興すし orz)

まあ、私があのまま博士に進んでいても、この分野に携われることはなかっただろうから、完全にガラス張りの向こうで傍観者のままでいられるのは、口を出せそうで出せないところにいない分、ある意味で幸せかもしれないと思う。

専門から少しだけ外れたところを見ると、科学技術の進歩って速いな、と思う。
私の音速が、この半年で圧倒的に遅くなったのも間違いないんだろうけれど。

全自動パワーオフ?

2006年9月2日 土曜日

私のデスクトップPCの話。自作PCなのだが、ときどき何もしていないのに「Windowsの正常終了プロセスを通して」電源が落ちることがある。
原因はさっぱり不明だが、実はこのPC、具合の悪いケースと、安物のキーボードを用いている。
ぼんやりとキーボードを見ていると、目に付いたのは「Power」キー。
もしやと考え、ひとつの推測をたてる。

「コネクタの接触不良が原因のノイズで、勝手にPowerキーが押されたと判断されている可能性は?」

というわけで、Powerキーを無効化する情報を探ると、愛とゆりの部屋さまのフリーソフト「KeySwap for XP」のreadmeドキュメントに情報がある。

XPの場合には、「画面のプロパティ」−「スクリーンセーバー」−「電源」ボタンで「電源オプションのプロパティ」の画面を表示させ、「詳細設定」タブの「コンピュータの電源ボタンを押したとき」と「コンピュータのスリープボタンを押したとき」を「何もしない」に変更しておく必要があります。

というわけで、これを実行してみる。ついでに同ソフトを使ってCtrl/Capsスワップ、Alt/半角全角スワップを行い、常駐アイコンのAltIMEを使わなくした(98/2kにも使えたりするなど、これはこれで便利なのだが)。

これで、症状が改善してくれればもうけもの。しばらく運用してみることにしよう。