2006年11月6日 のアーカイブ

こちらでもリーダー考察してみよう

2006年11月6日 月曜日

最近リーダー考察が流行しているようなので。2.0発売前に現状を自分の視点でまとめておくのは決して悪いことではない。

・紫
紫4、紫1幽々子3など、防御に優れるデッキ。また、「夢と現の呪い」による速攻も得意とする。サポート対策に神隠し3+シーン2枚ほどを入れておけば盤石だが、貫通つき(=魔理沙、妖夢)にどうしても弱いのは宿命か。

・レミリア
引きゲー。いかにして正しいタイミングで正しいカード(とくに「紅色の幻想郷」「パターン避け」)を引くか、これが勝負の前提。決死判定の通用しない相手に対し、防御力ゼロゆえ攻撃の手をいかにしてゆるめないかが勝負のポイントになる。勝利の鍵は呪力効率の高い「スターオブダビデ」。

・霊夢
序盤は「二重結界」→「博霊弾幕結界」などで引きこもり、「八方鬼縛陣」で少しずつダメージを蓄積させ、呪力とサポートが満ちたところで「空飛ぶ不思議な巫女」や「夢想封印・瞬」で場を完全制圧する。かなり強いが、コントロール系のためプレイングには相当な慣れを要する。弱点は咲夜と紫。ソウルスカルプチュア、弾幕結界などの超命中率を誇るカードに回転されるとだるまさん。

・咲夜
紫以外で最強の防御スペル「夜霧の幻影殺人鬼」を5ターンめまでにきっちり引ききれるか、また、それまでの間「ルナクロック」「ミスディレクション」などで手遅れにならないように場を整え切れているか、という勝負になる。優秀スペルは非常に多いが、決定的なカードが前述の夜霧しか存在しないのが玉に瑕。
これ(咲夜4)が基本だが、咲夜の弱点はとにかく呪力がきついこと、夜霧を引かないと勝負にならないこと、そしてコントロール系故絶対打点の低いこと、の3点ある。この弱点を、どのような哲学で回避するか(咲夜3の、もう一人を誰にするか)が問題となる。

・魔理沙
2コスト域から強力な攻撃力をもつスペルが並ぶが、とにかく命中が低い。最大命中力を誇るファイナルスパークですら命中5なので、対応されると弱い。一枚のピンポイントできっちりダメージを通すことと、序盤できっちり「ドラメテ」を当てること。これができないと厳しい(逆に言えば、回避の低い相手は得意。防壁に頼る紫、高速移動を持たない幽々子、両方の特性をもつ妖夢はお得意さま……のはず)。弱点はレミリアと咲夜。低コストの「高速移動」は絶望的なほどの高い障壁が見える。

・幽々子
序盤はほとんど何も出来ないが、中盤や終盤になって「リポジトリ・オブ・ヒロカワ」や「華胥の永眠」が起き始めてからが本番。「反魂蝶」を含め、その驚異的な回復力に手も足も出なくなる。弱点は序盤に何も出来ないことと、終盤の回復力も圧倒的攻撃力の前では無力であるということ。すなわち魔理沙にとってはおいしい餌ともいえる。(レミリアも同じタイプだが、「華胥の永眠」で呪力を無駄に消費するのがネックとなる。また、妖夢の場合はアイテムによる強化が前提となるが、幽々子のイベント「暴食」はこの前提を覆す)

・妖夢
高い体力と攻撃力を誇るが、命中率の低さと呪力の重さがネックとなる。この弱点を定常的になんとかできればあなたの勝利。例としては、妖夢「師の教え」、幽々子「悉皆彷徨」、咲夜リーダー能力などがあるが、どれもゴールへの道のりが厳しい点で問題。

・アリス
乙、と言いたいところだが、咲夜には勝てる。デッキが回れば霊夢にも勝てる。紫にも、神隠し&夢と現の呪いを引かれなければ勝てる。要するに、人形をそろえきるだけの時間があれば勝てる。要するに、神の引きがあれば勝てる可能性も見えてくる。ここをどうするかが工夫のしどころと云える。
……ジャスト一分。悪夢(ゆめ)は、見れたかよ。

とまあ、常識的なところで、これくらいにまとめてみた。非常識なデッキについては、話題になってから考えよう。

やおいせんせい

2006年11月6日 月曜日

が主催されていた、「幻想ノ宴」ブースタードラフト大会に参加して参りました。

1(大会)

ドラフト:魔理沙イベントを確保しつつ、低レベルのキャラを集めていると、ふと「夜霧の幻影殺人鬼」が目に留まる。まずいと思ってカットしたら、続いて「ソウルスカルプチュア」2枚流入。運命を感じて、作ったデッキはレミリア1咲夜3、時間停止なし。

対戦:霊夢・魔理沙・霊夢・霊夢と当たって、3勝1敗の3位。負けたのは霊夢だったが、これはリーダーにレミリアを立てていたことが原因で「八方鬼縛陣」だけで押し切られていたため。残りのふたりの霊夢にも同じことをやられていたらたぶん負けてた。

ドラフト:初手で「弾幕結界」をカットしたら、場に弾幕結界が合計で5枚ほど流れる。そのうち3枚を過不足なくしっかりカットしつつ、「八雲紫の神隠し」3、「生と死の境界」2など、11枚の紫スペルをきっちり確保。「夢と現の呪い」ら、紫1レベルが不足していたがそれは仕方がない。作ったデッキは紫4。これ以外にあり得ない。

対戦:貫通や速攻が見あたらなかったので、弾幕結界で完封して優勝。

その後、みんなで食事をしたあと、オジャさん、タイチョさんと咲夜さんデッキのスパーリングにつきあっていただいた。私の咲夜は、紫4に先手で勝てる構築・プレイングをどうするかが課題となる。