2008年10月 のアーカイブ

時間で実力を買う

2008年10月28日 火曜日

 初めての開発プロジェクトが、本日、私の手を離れた。

 駆け出しの組み込みプログラマである私にとって、技術的に非常に難しい問題が多く、それらの難題に一つ一つ立ち向かいながら、手探りの仕事を続けていた。
 どの問題も、原因を究明してしまえばありがちなミスであったりするのだが、そのミスに気がつくまでにとんでもない遠回りをすることや、バグの修正が新たなバグを呼ぶなどのモグラたたき状態を繰り返すなど、自らがいまだプログラマー初心者の域をとうてい出ていないことを、一年半かけて思い知らされることとなった。

 実のところ、開発期間の見積もりは一年。本来は今年の5月末に一段落させ、手離れしていなければならなかったはずの仕事である。
 要するに、実力不足を半年という期間で埋めた、ということになる。もちろん日進月歩の勢いで成長してはいるのだが、活躍するために必要な実力の大きさに愕然とさせられたのもまた事実。
 さらに言えば、会社に大きな迷惑をかけてきたことも、半年という期間の長さにプレッシャーをかけていた。5月に手離れすることを仮定して、部署移動を伴い4月にアサインされていた新規プロジェクトは結局私抜きで実施され、この半年くらいは事実上の穀潰し状態。
 かと言って、私の担当する範囲を知っていたメンバーも、4月に別プロジェクトへアサインされていたため、担当を降りることも許されていなかった。

 私も前プロジェクトのメンバーも新プロジェクトのメンバーも、全員が苦しい半年間であった。

 それゆえ、今日という日を迎えることができたことは喜ばしい。プロジェクトに関する反省点など、見つけるまでもなく山積みではあるが、今日だけは山積みの反省点を見ることなく、プロジェクトの担当完遂をただ喜びたい。

 ……マスターアップしても、良いですか?

・本日の体重 68.6kg
・本日の歩数計 8286歩-5.6Ex, 合計11199歩 寄り道が効いている。

何もしない一日

2008年10月28日 火曜日

徒歩の効用について語ると言っておきながらいつまでも語らない。
いや、しゃべりたい気分になってからにしようかと。

というわけで、昨日は歩くこともせず、すべき仕事もせず、積んでる小説をこなすこともせず、ただぼーっとしていました。
ぶっちゃけ、疲れてたと思われます。何に疲れたのかは自分でもよくわからないが。

・体重
 昨日:68.4kg
 本日:68.4kg

・歩数
 昨日: 3827歩-2.4Ex、計4156歩(←全部土曜日深夜のぶん。日曜日はひっきぃですた)
 本日:10697歩-7.4Ex、計13265歩

大切なのは、絶やさないこと。

2008年10月26日 日曜日

weblogダイエット三日目にして早速日記更新がなかったわけですが、金曜日の夜はネット接続しない日なので、土曜日でよしの方向。
大切なのは、記録を絶やさないこと。weblog更新が一日ずれたり数日分まとめて更新されるのは問題ない(ただし、あまり間を開けすぎると継続・改善の主張ができなくなるので注意)。

さて、weblogダイエットとは、同時に日記でもある。
本日は、パーティに呼ばれた、というダイエット阻害要因があったので記録しておく。パーティの主旨を考えると、ダイエットなぞ吹けば飛ぶような小さい問題だったが。

呼ばれたパーティは、大学時代の同級生(研究室の同窓生)の、結婚式の二次会のお誘い。彼が大学時代に所属していたサークルの方々が中心になって行われたもので、大学関係者向けの結婚披露宴+研究室の同窓会をごっちゃに行ったようなものであった。彼には、研究室の雑談で彼女作れ、とさんざ言われていた記憶があるが、今考えると話の趣旨はのろけが大半だったように思う。
彼の結婚相手は大学時代の部活関連ということで、焦る気持ちが少し増えた反面、あきらめに近い思いがより強くなる。親を含めた周囲の事情も考えると大学時代につきあいを始めているケースが大半を占めている(会社の同期生で結婚間近の例外はいるが、その例外者についても、恋愛関連は長けている様子)。いずれにせよ大学までにスタートを切る必要ありとの印象がより強く残った次第。
他には、研究室の先生が彼に向けたメッセージが印象的だった。私に向けたメッセージではないので内容は伏せるが、先生のスピーチが聞ける貴重な場面であると同時に、恩師という存在が重いということを改めて思い知った場面でもあった。

その後は、教授を含めて研究室関連のメンバーで飲み直す(新郎がいないのは残念だったが、彼は彼で忙しそうだった)。ここでも昔話に花を咲かせることができ、社会の様々な部分にちりぢりになったメンバーが一同に会して、昔と変わらないことを確認する貴重な機会を得ることができた。
新郎も含め、研究室関連のメンバーとは時折こうやって会いたいなと感じた。
大切なのは、こういうつながりを絶やさないこと。

ダイエットに邁進するのは大切だが、より優先順位の高いイベントは確実に存在する。
細かいことは何も考えずに、ただ彼の門出を祝うことが本日の私のミッションであった。

・体重
 昨日:68.6kg
 本日:68.6kg

・歩数
 昨日:6324歩-4.3Ex、計8378歩
 本日:6383歩-4.0Ex、計8649歩

徒歩の効用(2)

2008年10月23日 木曜日

前回、万歩計を用いた徒歩の計測について語ってみたが、今回は歩き方について。

 ダイエットに効く歩き方の知識として云われるのが、「体をひねる」「歩幅を大きくする」「後ろ足をちゃんと蹴る」などなど。
 しかしながら、一度にいろいろなことを考えながら歩くと不注意であるばかりか、歩く姿勢がいびつになり効果があまりあがらない(上手い人は上手いんだが)。
 私の場合は、たった2点気をつけることにしている。

1. 背筋を伸ばす
2. 無理しない程度に早歩きする

とくに、1.がポイントで、背筋を伸ばす、それだけを常に気をつけることで、
 足が自然に前に出やすくなる → 歩幅が伸びる(効果1)
 → a)体のバランスをとるため腕を振る → 体が自然とひねられる(効果2)、
 → b)後ろ足を自然と蹴るようになる(効果3)
 → c)腹筋を使うようになる
など、運動のポイントを無意識に押さえることができるようになる。もちろん、背筋を使うことは言うに及ばず。

 明日は、徒歩の距離設定について。

・本日の体重
 68.2kg(前日比-0.7kg、計測条件誤差の範囲。着るものが薄いとも云う)
・本日の万歩計
 7001歩-4.8Ex, 合計10055歩。昼休みに出歩かなかったので、昨日よりは成績低め。この値からどこまで上向けるかが勝負の鍵か。

徒歩の効用(1)

2008年10月22日 水曜日

オムロン歩数計 Walking style HJ-301
オムロン歩数計 Walking style HJ-301
オムロン

「見える化」とは、さまざまな情報を可視化することで、業務の分析や改善を行いやすくする活動を指す。

もちろん、weblogダイエットも例外ではない。

本日は、前回のweblogダイエットを成功させる鍵となった行動「徒歩」について考える。

生活スタイルや体質などに由来する筋力や体力の衰えは、ダイエットを実施するにあたって、非常に不利な状況を生み出す。すなわち、「疲れて動けない」ことによる三日坊主である。
これに対応するため、保健指導などの場面では、歩くことを主たる運動メニューとして指導することが多い(事実、私も先日の保健指導にて、一日10分の散歩を義務づけられた)。

昔の指導では、とにかく「一日一万歩」を目標にしていたが、最近は様子が若干異なる。「強め(速め)の歩行で一日六千歩」という指導である。

そこで活躍するのが、上にkonozamaアフィリエイトを張った、新型の万歩計である。

この機種に限らないが、最近の万歩計は、歩く速さを計測し、消費カロリーを推定する機能がある。上記O社は、速い歩行を「エクササイズ・ウォーク」と定義し、これを推奨している。
試しに、本日の歩行は、
・速い歩行:8524歩(6.4Ex)
・歩行全体:10764歩
・推定消費カロリー:414kCal
・推定歩行距離:9.1km
と計測されている。(単位Ex(エクササイズ)は、活動強度×活動時間とのことで、多ければ多いほど身体活動は活発なことを示す。厚労省の指針では、週あたり23Exが健康作りの基準とのこと)

私が本日行った歩行は、出勤・帰宅・社内での移動と、昼休みの20分弱の散歩であるが、上記のように数字で管理されると運動量の「見える化」が行われ、自己評価に役立てることが可能となる。

・本日の体重
 68.9kg(前日比-0.1kg、計測誤差の範囲)

weblogダイエット開始

2008年10月21日 火曜日

weblogダイエットとは、2005年10月から同12月までの3ヶ月間、私こと菅野たくみが実施し、体重を78kg→68kgまで減少させた実績のあるダイエット手法である。

ダイエット手法としてのルールはただ3点。
1) 中期の目標を設定する。3ヶ月くらいがベスト(効果が見えて、かつ心の折れない期間設定が大事)。
2) 毎日weblogにて日記を書く
3) weblogには、必ず当日の体重を記載する

これを実践するだけで、体重が減少するという仕組みである。

この手法は、岡田斗司夫氏の著書「いつまでもデブと思うなよ」にて紹介されているダイエット手法「レコーディングダイエット」と類似している。
すなわち、同ダイエット手法が採用する、「単純にダイエット関連情報を計測・記録する」ことを起点として体重管理に意識を向け、PDCAサイクルを自発的に回すエコシステムを構築することが主眼としてある。
このとき、weblogという媒体で「全世界に公開する」ゆえ、
・「継続」や「改善」を主張できる(あるいは、継続や改善を常時考えるようになる)
利点と、
・体重という機微なプライバシーが公開される
問題が存在する。

このとき、プライバシーの問題については、私は日本人男性なので、よほど変な値でない限り問題はない(諸外国だと自己管理能力の問題になり就職・転職に不利なケースも存在しうるので注意が必要)。

……まあ、口で言ってもしょうがないので、本日から再度実践することにします。

・目標設定
 2008/11/16 おボク様が見てる? 8〜一子ちゃん聖誕祭〜 目標66kg
 2008/12/30 コミックマーケット C75 目標65kg

・本日の体重
 69.0 kg

その他書きたいことはいろいろあるが、ネタ切れが一番怖いので明日以降の日記にて書く。

RAID01の真価

2008年10月16日 木曜日

ITproに、
RAID01とRAID10の違い
なる記事を発見したのでコメントしてみる。

1)RAID10とRAID01を分ける言葉の定義は存在しない……はず。
 私もいろいろ調べたけど、RAID10(RAID1+0)とRAID01(RAID0+1)のどちらの言葉も、「RAID1とRAID0を組み合わせたもの」という定義しか存在していなかったように記憶している。
 私の記憶が確かなら、この記事の用法は、どちらをRAID10と言っても良かったはずである。

 んで、この記事の定義を認めて進めるが、実は中身にも、少し首をひねる部分がある。

2)エンタープライズシステムにおいては、RAID01のほうがRAID10より可用性の高いことがある。

 あらかじめお断りすると、この主張は「金に糸目をつけない、超リッチなエンタープライズシステム」に限定したお話である。
 ディスク故障に対する可用性の高さは、記事に書いてあるとおりであるが、記事の内容の裏を読み取って、「なぜ、コストも下がらない、信頼性も良くないRAID01が存在するのか」を考えてみると、ハイエンドストレージの技術者であれば、一つの機能に思い当たるはずである。
 それは、レプリカである。すなわち、RAID01とは、「RAID0のレプリカをRAID0に作る」意味である。

 では、レプリカを使うと、可用性がどう上がるのか。
 答えは、バックアップ時間の隠蔽である。

 レプリカとは、ディスクイメージが常に一致した状態で運用するものではなく、ディスクイメージを一致させる静止点を作り、その点でのディスクイメージを複製するものである。
 こうすると、サーバーの処理をほとんど止めることなくバックアップを作ることができるため、バックアップをとるために必要な「サーバー処理の停止時間」を最小限に抑えることができる。これは、「平常時の」可用性を向上させるためのテクニックである。
 なお、RAID10は冗長化のみを目的としていることから、このような運用はできない。

 もちろん、ここでいう可用性は「RAIDとしての」信頼性・可用性とは異なる概念であるが、バックアップの取得は必須であり(壊れるのは中のディスクだけではないっ!)、バックアップによる業務中断が必須である以上、可用性を考える際には当然考えてしかるべきである。

まとめ)
RAID10はRAID装置のディスク冗長化機能として、信頼性の意味で可用性を考慮している。
RAID01はRAID0+レプリカボリュームとして、バックアップ時間短縮の意味で可用性を考慮している。

どっちがどっち、というのは危険である。

おまけ)
レプリカボリュームの意味では、マスタボリューム・レプリカボリュームともに個別のRAID構成を作ると可用性は格段に向上する。
たとえば、マスタボリュームにRAID6、レプリカボリュームにRAID0など。
RAID6の性能が不安なら、RAID1+レプリカボリュームRAID0、というのもまた可用性が高くてすばらしい構成と思う。

……ただし、マスタボリュームに冗長性がないのは怖いんで、ある意味記事は正しいのかもしれない。

いちど背負った十字架は投げられない

2008年10月12日 日曜日

十月のロザリオ、行って参りました。

・朝〜朝だよ〜
 前日22時には眠かったので寝たところ、10時間睡眠。
 ……いや、最近は無理してた覚えないぞ……(←ここ1ヶ月ほど微熱が続いているひと。自覚症状あったのは9月下旬の1週間強くらいだったのですが……なぜ治らないんだ)

・朝ご飯たべてイベント行くよ〜
 電車の中で、行きがけに買ったサンドウィッチをほおばりながら(←イベント恒例。よい子はまねしちゃダメですよ)、PiOへ向かう。
 マリみての新刊を読み始め、半分くらいまで行く。蔦子さんかわいいよ蔦子さん。

・私の名前、まだ覚えてる?
 会場に入る直前、べるさん@えめらるど☆ふろうじょんにお会いする。前回お会いしたときにも雰囲気が変わったことに驚かされたが、今回はさらに変わっていて、声をかけられるまで判別つかなかった(申し訳ないです)。
 んで、いつものとおり、小西マキさん@野いちごチャンネル、はなさん@美術部(コスプレ売り子さん)に一言ご挨拶して、ぐるぐる回る。
 ……あっれー? べるさんの本があるよ?
 今回は、どうやら一般ではなくサークル参加をされていたご様子。

 他にもぐるぐる回ってみるものの、新刊コピー本はすでに売り切れているサークル多数。マリみてオンリーの宿命とあきらめる。

・春が来て、ずっと春だったらいいのに……
 ぐるぐるまわっていると、見知った顔(とととさん@ドム御一行)が一人でコピー本を作っている。さらに、列が形成されている。
 当然のように、並んだ。買った。ごちそうさまでした。
 少し待つと、新刊が売り切れていたので改めてご挨拶。新刊を増刷したいとのことで、休憩がてら売り子を申し出る。
 コピー終わったところで、とととさんから飲み物をいただく。ごちそうさまでした。

・約束、だよ
 さらにぐるぐるまわりつつまったりしていると、ふとしたタイミングで、とととさん、おずまろさん@クレシェンドとの3人での雑談となる。
 ……主な話題は、某プロジェクトのお話だった。
 入稿仕様に関する問題点の指摘が主で、お二人とも、特にデジタル/アナログ混在データでの解像度仕様に関する不安を口にされていた。コミックなどのデジタルデータにおいては、スキャニングや解像度変更などに伴う画像の不適切な拡大・縮小を原因とする画像の乱れ(モアレ)が極端に嫌われるが、同人誌印刷に対する入稿の仕様としてモアレの回避が難しそうだとの洞察によるもの。このあたりは経験者しかわかるものではないが、お二人ともこの点を非常に不安に思っているご様子であった。
 とくに同人誌印刷では、入稿ミスや印刷所のミスを原因とするモアレは起こりやすい半面、印象の極端な変化を伴うため絵師さま方には特にいやがられるとのことで、「アンソロジーでは、モアレ一つでコミュニティが壊れる」との厳しいコメントもいただいている。

・ボクのこと、忘れてください……
 とととさんの新刊再版も売り切れたところで、Wizブレ新刊を探して寄り道しながら帰宅する。
 家に帰ってmixiメッセージを開くと、とととさんからメッセージが。

で、実は机に同人誌をお忘れになってませんでしょうか?

 ……あーっ!!!!!!!!!! orz

復活ののろし……になるといいなぁ

2008年10月7日 火曜日

ボクみて8サークルカット

というわけで、いつものおとボクオンリー申し込み完了しました。
内容未定。また前日くらいに告知できたらと。
申し込みサークル数の減少著しく、次回開催が危ぶまれている状態ですが、逆境でこそ「みwなwぎwっwてwきwたwww」と行きたいものです。

(メモ)
 こないだの夏コミ、むげんれんささま「お姉さまのフルーツタルト」にSS寄稿してあったが、Trade-Windカテゴリに記載なかったためメモを残す。
(/メモ)