HDD事業

東芝が富士通のHDD事業を買おうと交渉中な件

東芝としては、シェアアップとともに、エンタープライズHDD/SSDの技術を手に入れたいという思惑がありそうかなぁ、と邪推している。

要するに、日立/Intel対抗なわけですが、こう推測した理由は以下。

1・東芝はPCとか組み込み向けHDDに注力していたので、サーバー向けのHDDが弱いという事情がある。実際、サーバー向けではまだまだ現役の3.5インチHDD市場において、東芝は見る影もない(ただし、2.5インチ以下にとっても強いのはご存じの通り)。

2・東芝はNANDがだぶついている。390億円赤字を出すくらい、おもいっきりだぶついている。これを解消するためにはSSDで箔をつけたいところだが、組み込み向けにSSDはあんましいくない。
 PC向けの取り組みは512GBのSSDを発表済みであり本気が伺える。しかし、このセグメントだけでは足りない。このため、エンタープライズ市場に目をつける。
 このセグメントはRAID装置の「中身」として大量のHDDを使い捨てる使い方をするが、製品としてはEMCという大御所がいるところで、ディスク性能のボトルネックを何とかしたい思いは各社とも共通であり、ゆえに当然SSDの活用を考えてくる。とすると、このセグメントを取りに行くためには、エンタープライズHDDの技術が欲しいはず。現在の市場としては広くないものの、使い捨ててくれる用途は安定しているのでおいしいはず。

というのが推測。
当たっている場合=富士通HDDの技術が全部東芝に行く場合、一つの疑問が残る。

ETERNUSどうすんだ?

RAID装置は、グリーンITの御旗の元サーバ集約を進めるための要となる、ブレードサーバーと共にこれからの成長が期待される装置。その最重要部品をせっかく内製していたのに、外注に変更するなんてもったいない……と思わざるを得ない。
富士通がETERNUSを手放す理由も、東芝がそれを買う理由もどこにもないところで、HDDだけ手放すのは開発競争的な意味で厳しそうだなぁ、と傍観してみる次第。

・徒歩
 1/13 5132歩-3.8Ex、6151歩
 1/14 5863歩-4.2Ex、7591歩
 1/15 6537歩-4.5Ex、7738歩

・体重 71.4kg

 ここ数日寮生活の関連からストレスが掛かっていて、精神的にダイエットどころじゃない現状。
 自治会長だからと言ってリアル自治厨にはなりたくないと思っているところ、寮長からは「できれば自治に関して責任を持って運営して欲しい」とのきつい一言。
 自治会長に任命されてから三ヶ月弱、寮が急速に「休める場所」ではなくなってきているように感じる。寮費が安くなかったら即座に出て行くものを……って朝霞台の賃貸安いな。

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