はなおとをLinuxで試そうかと、Windows7環境にVMware+Debianを導入。Debianは5.01ネットインストールCD、Wineは1.1.23。
VMwareはUbuntu8.04相手だとちょっと動作がおかしかったが、Debianのほうはきれいに動いている。
が、プレイしてみたところ、
・メーカーロゴはおk
・注意喚起もおk
だったが、
・OPムービーで落ちる
……えーっ!
いやな予感がしたので、おとボクを再インストールしてWineを実行。
……あれ? OPムービースキップされてるよ?
というわけで、以前書いたおとボクプラチナ認定は取り消し(涙)。
一度実行したwinetricksが、dxdiagなしでちゃんと効いていたことになる……なんか複雑。
これだといやな感じしか残らないので、ちゃんとやりなおしてみた。
・wintricksでdirectxインストールだけ実施
directXインストールでwineが正常終了するようになった。ただ、エラーメッセージは一部残る。
はなおと:エラーメッセージ変わるだけで進まず。
おとボク:エラー完全解消。
・その後、wineでdxdiag実施
dxdiagエラー:「ファイル ddrawex.dll が見つかりません。」
DirectDrawテスト:全画面表示が不完全(wineは前からこんなもん)
Direct3Dテスト:全部成功。全画面表示が、DirectDrawよりきれいにいっている印象。
DirectMusicテスト:テストはパスしているものの、音が全く聞こえず。ただ、はなおとが落ちてる原因とは思えず。
はなおと:状況悪化。タイトルロゴすら表示されない orz
おとボク:エラー発生。第1話ムービー再生時に落ちた。
というわけで、以下の実験結果を得る。
おとボク:Gold (winetricksでdirectXインストール必須。ただし、dxdiagでインストール確認禁止)
はなおと:未定(上記が手段のすべてとすればGarvage確定するが、wineでの他手段、あるいは、はなおと側をいじれば動く可能性があるので判定保留)
以前、ユーザー変えておとボクがそのまま動いたぜ、という報告は、
winetricksでdirectXインストール:なぜかユーザーにかかわらず実施結果が残る
dxdiagでインストール確認:個人で閉じているので他ユーザーのエラーを引き起こさない
ためと推定できる。
wineのアップグレードを待つ日々は続くらしい……
[直後追記]
日記公開直後、ふと思い立って、実際にやってみた。
以下のことは、よい子はやっちゃいけません(ライセンス条項調べてないんで、下手すると違法の可能性がある)。
・Windows7のddrawex.dllをLinuxのwineフォルダにコピー
細かい説明はわざと省略します。上記理由により、技術の壁を貼っておきたい……無駄かもしれんが。
おとボク:エラーが消えてきれいに動くようになった。
はなおと:タイトルロゴすら表示されないで落ちる状況に変化無し。
・さらにdxdiagを実行
おとボク:きれいに動いている。
はなおと:タイトルロゴすら表示されないで落ちる状況に変化無し。
・再考察
wineかwinetricksのどちらかは、ddrawex.dllのコマンドへ十分に対応していない様子。(あるいは、法的条項により、MS社がddrawex.dllの提供を拒んでいる可能性もある。詳しい人コメントplz)
いずれにせよ、wineのバージョンアップ待ちの状態は変わらない。あるいは、willが対応してくれればこっちのほうが楽な気はするが……ソフトメーカーに期待しちゃいけませんね、はい orz