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プラナス・ガール

2009年9月1日 火曜日

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おすすめ度:★★☆☆☆ 算出式:☆2&限定おすすめ=☆2

ベーシック・インカム云々な本の箸休めに読んだ。
自分内金字塔じゃないと☆3つあげられないんで評価が低く見えるけど、かなり面白かったです。
(良い感じと思った作品に、☆2しか立たない評価軸考えた俺あたまわりぃw)
女装少年アンソロにダイジェストが載ってたけど、連載のほうがずっといい。

コミックなんで詳細は伏せるけど、男の娘に拒否感薄い人におすすめ。ただし、主人公(槙)に感情移入しすぎるとヒロイン(藍川)が多少うざいかもしれないんで注意。

 涼宮ハルヒとか、かぐや魔王式なんかが好きな人に「男の娘」のかわいらしさを思い知って貰うのもありかもしれない(この場合、読後の自己嫌悪に注意)。

<考察>
 古典から現代まで、「白馬の王子」が「牢獄のお姫様」を助けるお話は形を変えて数多存在する。

 例えば、アニメ化以来話題になり続けている小説「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズも、白馬の王子→ハルヒ@わがままお嬢様、牢獄→退屈、お姫様→キョン@主人公(男)、という変形として見ることが出来る。

 あるいは、電車男も同じように解釈できよう(白馬の王子→エルメスのひと、牢獄→オタの習性、お姫様→後ろから撃たれるスレ731)。

# 実のところ、面白い物語の殆どが数パターン~数十パターンの原始的構造に帰着される。
# 小説・漫画のストーリー作成技法としてよく知られているところ、認知科学とかでも研究されてるんで、興味のある方は調べてみるよろし。

 が、ここで、一つの疑問が残る。

 「牢獄暮らしって本当に地獄なの?」

 もし、牢獄が住み心地の良い場所で、連れ出される先が煉獄ならば、お姫様にとって、白馬の王子は単なるKY男となる。
 すなわち、王子様のミッションは、お姫様を「幸せな生活」に連れ出すこと、となる。

 がんばる王子と、とまどう姫。
 さて、今宵はどちらに萌えようか。

 と言ったところで、本「プラナス・ガール」に戻って解釈してみよう。
 白馬の王子様→藍川@女装少年、牢獄→常識、お姫様→槙@主人公(男)、として見ると物語構造としてすっきりする(解釈の正しさについては証明スキルないんで保留。牢獄の解釈はあんまし自信ない)。
 この場合、藍川と槙のどっちが可愛いんだろう?

 無論、この考察は投げっぱなしで終わる。構造を明らかにしたからには、あとは好みの問題だしね。

<ついったー>
 今回も、twitterにつぶやいた感想から面白い考察を得た。
 上記考察に至ったtakayanさんとの「reply」機能による検討が熱かったので以下にログをageる。

#elderalliance 箸休めにプラナス・ガールを読む。藍川と槙、本当にかわいいのはどっちだ?!5:05 PM Aug 29th TweetDeckで
#takayan1964 @elderalliance むろん槙<本当にかわいいの。普通に考えて藍川はやっかい者だと思う(←大胆発言?)
#elderalliance @takayan1964 ですよねー、ただ、読み切った上で、(振り回される側にとって)気持ち良く振り回す才能がある人が、可愛く見える場合のあることもまた事実。この辺、まとめて一考の余地ありと思います。おとボク関係ないですが。
#takayan1964 @elderalliance 「気持ち良く振り回す才能がある人が、可愛く見える場合がある」同意、というか、プラナス・ガールは間違いなくそう言う読まれ方をしていますよね(「爆弾発言」をつけたのはそういうニュアンスを表現したかったからです)。

 時間をかけて考えれば、もっともっと良い考察になるかもしれないが、それではプラナス・ガールの感想にならないので。

<ネタ>
 いつきさん、なに同じ日に同じ作品読んでますかwww

シンプル・イズ・ベスト

2009年8月29日 土曜日

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ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える
山森亮、光文社新書、2009

おすすめ度:★★★★☆

☆6つあげるべきかどうか悩んだ末、内容が難しすぎる&記述に不足があるとして、☆4つに落とした。
読むだけで4時間くらい掛かってるし……(twitterやったりコミック1冊はさんでQKしてたけど)。

<概要>
「ベーシック・インカム」という社会保障の方法論がある。
これは、
・最低限生きていけるだけの所得を、すべての国民に無条件で配布する。単位は個人。
・税金は所得税みたいに、収入に対する単調増加関数として一律徴収するだけでいい。
・控除とか、そういう複雑なルール禁止。
として、真に平等な社会保障制度を実現する、という制度である。

本書は、歴史的な経緯を中心に、ベーシック・インカムの特徴と、ベーシック・インカムをとりまく状況を解説したものである。
特徴は以下の2点。

・ベーシック・インカムとは、「判断しない」ことを徹底した社会保障ルールである。
 社会保障を判断することはそれ自体が、生命の選択、差別の助長、「最低限の生活」の固定化、利権の発生を呼ぶ。

・ベーシック・インカムは、「働かざる者食うべからず」という思想を否定する。
 労働の質を、「働かざる者食うべからず」(生きるために働く)から、「衣食足りて礼節を知る」(幸せを求めて働く)に転化する。
 これにより、搾取の構造がなくなるため、労働の価値が自然と明らかになり、人間として正しい労働者生活を送ることができるようになる。また、会社としても無駄な労働力を雇う必要がなくなるのでありがたい。

<考察>
 ベーシック・インカム制度は、個人的に強く興味があったので、概要を理解する上では助けになった。
 ぱっと見た感じでは「ありえん」制度だと思うが、歴史的・専門的な観点から、ベーシック・インカムの考え方が「実はアリ」ということを丁寧に説明している。
 個人的には、「どうやって実現するの?」というほうに興味があったが、そっちのほうは「やれば何とかなるっしょ」くらいでざっと触れている程度。

 選挙前なんで投票の参考にしないで欲しいが、民主の政策(子ども手当とか、農家への直接補助金とか)を見ると、ベーシック・インカム構想への意欲を強く読み取ることができる。
 「ばらまいてる」とか「ばらまくふりして実はこっそり増税ktkr」とか、批判の声は探せばいくらでもあるが、そのどれもが的を射ないと感じているのは、私がベーシック・インカムという思想を知っていたからに他ならない。

 個人的に興味深かったのが、「判断しない」ことを正しいとする思想。「いる」「いらない」の判断をするとそれだけ効率的になるように見えるが、実は「判断すること自体が、高いコストとリスクを背負っている」というのは目から鱗が落ちるようだった。
 言われてみれば確かに、効率化を目指して判断ルーチンを入れると必ず、「微妙な判断」とか「変な判断」に悩まされることになる。

<twitter実況>
 今回、この本を読むに当たって、twitterで実況を行っていた(ID: elderalliance)。
 全体を一気に読んでぱっと理解できるような本じゃないので、1回で140文字しか打てない実況は、個人的な「中間まとめ」として非常に役に立った。
 以下、つぶやき示す。

# 喫茶店なう。本を一冊読むまで帰らないw
# ベーシックインカム入門1章、キーワードはワーキングプア。
# ベーシックインカム入門2章、キーワードは資力調査。あらゆる判断は差別の温床になる?
# ベーシックインカム入門3章、キーワードはダイバーシティ。障碍者とは、生きてるだけでユニバーサルデザインの価値創造をできる、選ばれた人々?
# ベーシックインカム入門コラム3、基本生活費+労働収入モデルvs必要経費モデルの考察。後者には悪い共産主義のにほひが、、、
# ベーシックインカム入門間奏。労働の質の観点から、4時間労働に賛成。ひきこもり続けることの最大の敵は退屈と孤独だから、全員ニートは考えづらいし。
# ベーシックインカム入門4章、キーワードは労働の価値。働かざるもの食うべからず、の思想は、しばしば権力者からの脅しに使われる。
# ベーシックインカム入門5章、キーワードは限界税率と技術革新。前者は平等な労働に対する特異点、後者は極端に高い生産性のもたらす社会的価値のバラダイムシフトを意味する。
# ベーシックインカム入門6章、キーワードは実践、自由の制限、雇用の柔軟性。道のりは長いが、社会のパラダイムシフトは少しずつ進んでいる。
# というわけで、ベーシックインカム入門(山森、光文社新書、2009)を読了。twitterで実況することで、難しい内容でも理解を深めることができたと思う。ブログとかチャットだと邪魔なだけなので、twitterならではの利点を見つけた気分。実はtsudaってるだけなんだが。

冬コミ申し込み内容決定

2009年8月20日 木曜日

ITmediaで、とある記事を読んだ。

その記事は、「数学ガール」のレビュー&紹介記事であった。
小説は見つからなかったので、コミック版の上巻を読んだ。

……素敵すぎる。私の書評で☆6つあげちゃう、っていうかもらってください。

専門書に強いはずのAmazonアフィリエイトに引っかからなかったのが悔やまれるところ。

さて、数学ガールが私の冬コミ新刊予定にどうつながるのか。
私が数学ガールを知った上記レビュー記事には、以下のタイトルがつけられている。

数学ガールみたいなクラウド本は書けないだろうか。クラウド技術に萌えの要素を見いだすとすれば

……これ、私への挑戦だよね?

というわけで(どういうわけだ)、冬コミはおとボクでない某ギャルゲーで申し込みます(代金支払い済み)。
まだサークルカット書いてないけど、Circle.msのSaaS環境構築能力を信じて、来週サークルカット書きます。

ガンオタの女

2009年8月8日 土曜日

寮の共有スペースに、おいてあって。
ふと気になったので手に取ってみたんだ。

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おすすめ度:★★★★☆

……やべぇ。
「お約束」だけでこんなにおもしろい作品ができるとは。
・(前提)ガンダムに詳しい人
・ライトな感じのラブコメとか、おばかなギャグとか好きな人
・パロディとかギャグのたぐいが好きな人(ハヤテとか絶望先生を楽しめる人)
上記に当てはまる人はぜひ読んでみるがよろし。

この作品のためだけに、ガンダムシリーズを全部見るという誘惑ががが……他の誘惑と調停しなければw

止まってじっくり考えてもわからない。走りながら考えてもわからない。

2009年8月2日 日曜日

今朝。
心の底で「婚活」に本腰を入れることに激しく抵抗している、との指摘を受けた。

私は何も言い返せず、ただ頷くのみであった。

その後、いろいろとレクチャーを受けたが、受けたレクチャーのログがまだ染み込んでこない。
心の整理がついていない。心の整理をする前段階の検討材料がない。

欲しいのはHowToではなく、WhyTo。
そう思って、恋愛・結婚関連の書籍やwebサイトを乱読している。
HowToは腐るほどある。だが、腑に落ちるWhyToが書かれた書籍はどこにもない。
今日も、2冊ほど読んだ。だが、どちらの本も、★3つに届かない。

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おすすめ度:★★★★★(★2+全体化)
現代の婚活バイブル。
ざっくりとした内容は以下。

かつての日本では、何も考えずに結婚できるシステムが横行していたので、善し悪しはともかくとして誰もが結婚できる時代であった。
だが、1980年以降の「結婚の自由化」によって結婚はかつてない厳しいものになっている。就職活動と同様、目的意識をはっきり持ち、調査を徹底し、本気で取り組まないと、結婚などとうていおぼつかない状態である。
この事象への対処として、男性は「自分磨き」と「コミュニケーション能力の訓練」が、女性は「男性探し」と「妥協」が主なキーワードとなる。(注:このへん、読者によってキーポイント違うんで自分で読んでみてください)

個人的には、本気で取り組まないとダメ、というポイントが耳に痛い。

ここまで婚活やってきた結果の知見として、まともに婚活するためには、
・「常識を疑え」「納得するまで考えろ」という、心のよりどころとしてきたポリシーを捨て去る
・「趣味」の言葉の意味を、「ライフワーク」から「ホビー」に変化させる
二つのパラダイムシフトが絶対的に必要。
これに、心が耐えられるのか。
こんな事を悩んでいる最中に、

このまま独居老人になるのか、今決めてください。
(婚活時代、P155)

とか言われたら、間違いなく心が折れますよね……

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おすすめ度:★☆☆☆☆

出会い方の教本。
オタとか関係なく、「ふつう」に女性づきあいしたいと「本気で」思っている、若い人向け。(←ふつうとか本気の定義は読み手に丸投げ)
出会い方のパターン別に非常にわかりやすくまとまっていて有用だが、webとか本とか読みあさってれば内容はほぼ既知。

腑に落ちるWhyToが見つからない限り、乱読は続きそうだ。
WhyToが見えない限り、WhyNotToも見えない。
結婚を目指すにしても、WhyToが見えない限り、本気になれない。
結婚を捨てるにしても、WhyNotToを確立しない限り、コンプレックスに支配され続ける。

通常であれば、悩むくらいなら動いてみろ、とおしかりをいただく場面ではあろう。
だが、半端な気持ちで動いていて、自分と周囲の状況が悪化している現状を見過ごすことはできない。

死ぬときに「幸せでした」と笑っていられる場所はどこなのだろう。

「大きな分かれ道がふたつとも死に繋がっていた」(咲-Saki-第5巻)、というのだけは勘弁して欲しいものだ。

婚活に暗雲漂う

2009年7月1日 水曜日

……うん。
あてにしてた夏のボーナスが、手計算するとほぼ全滅なんだ。
残業できるだけの仕事がない現状、結婚相談所を使うのは無謀かもしれない……

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おすすめ度:★☆☆☆☆
大半の女性におすすめだが、男性は注意深く読まない限り得るものがなさそう。

女性の視点でどのように婚活を進めればいいか、ということについてかかれたノウハウ。
男性である私は、「婚活に本気な女性はどのように行動してくるのか、どう対処したらいいのか」という視点で読んだ。

……うん、無謀。

基本的に、恋愛/恋愛結婚をベースとして、
・男性の単純なところを上手く使ってポイントを稼ぐ/失点を防ぐための基本的なノウハウ
・男性のよしあしを見抜くための直感の使い方
について述べた本。
丁寧に書かれていてわかりやすいが、つまるところ、女性の「直感」を男性視点で理解/解釈できないと、男性にとっては使い物にならない本。

ただ、「NG集」として読むと、女性の考え方についてのヒントが得られる。
確かに、書いてあるとおり本性でこられるとうざいわぁ……つーわけで、恋愛とか結婚とか抜きにして、女性が男性とまっとうな人間関係を構築したい場合には、読んでおくと損がない本であろうと思われる。

<weblogダイエット>
・体重 74.0kg
 73台が見えてくるとうれしいねぇ……。
・ジョギング/腹筋
 ジョギングは、先週木曜以来の4kmコース。週3日とはいえ火/水/木、では効果が薄いよなぁ……
 腹筋は10回止まり。
・topics
 重いわ やっぱり きしめーん! ……そら、きしめんパイを2日で7本も食べればなぁ…… orz
 んで、日/月と、朝ごはんをSOYJOYにする方法を採用したところ、かなり快適に過ごせた。今日の晩ご飯が重くてジョギングに支障をきたしているので、明後日から夜SOYJOYにチャレンジ予定。SOYJOYに飽きたら玄米ブランとかでもいい。

良質のツンデレ

2009年6月26日 金曜日

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日経BPで絶賛されてたんで読んでみた。

おすすめ度:★★★☆☆

この本は、読む人間によって全く感想が異なると思われる。

主旨としては、
・バカをバカであると見抜けない人には(インターネットを使うのは)難しい。
の一言(を、ユーザーだけでなく企業やマーケティングの立場から説明している)。

もう少し詳しく言うと、
・webのユーザはあくまで一般人がメインである。頭の良いひとたちばかりが使っていると思うな。
・情報収集には優れるが、マーケティングにはまったく向かない。とくにブランディングは論外。
・webはあらゆる場面で玉石混淆。玉が見つからなくても、石に当たって転んでも泣かない。
くらいのことを、筆者の体験談やwebのニュースなどを通じて紹介している。
このとき、サブタイトル「現場からのネット敗北宣言」と書いてあるとおり、webの利用状況を徹底的に叩いて回っているのだが、事例の種類や取り上げ方、叩き方のどれをみても、筆者のwebへの愛があふれていることを読みとることは難しくない。若造がプロに向かって言うべき言葉ではないが、長所を短所として叩いているところに至っては正直かわいいと思ってしまった。

読み方としては、主に3種類。
1:webのヘビーユーザー
 つまり俺。ツンを読み取るのは簡単だが、デレを読み取るにはwebの知識と経験、そしてそれなりの読解力が必要。
2:企業のマーケティング担当者、コンサルタントのたぐいのひと
 上記リンクで紹介した日経BPの記事のひと。注意事項の固まりとして読むと、ケーススタディが多くてわかりやすい。
3:著名人、著名人になりたい人
 このタイプのひとにはお目にかからない。2.と近いが、webとのつきあい方に関して重大な示唆がある。

本書がwebへの評価に込めた「デレ」をきちんと読み切れるかどうかが、おもしろさの境目だと個人的に判断した。ざっくり流し読みして「……ゴミめが」とか思って本書を投げてしまうバカは、タイトルの挑発に乗ってしまったことを後悔するべし。

<weblogダイエット>
・体重 74.6kg
・ジョギング/腹筋
 ジョギングは、普段より長めの5km。走りやすかったので、調子の良いとき用5kmコースを設計。
 腹筋20回いけた。腹筋20回に付随して少しいろいろ動いているが、昨日より調子いい。
・topics
 ペプシしそを飲んだじぇ。紫蘇風味がちゃんと効いていて、期待通り「まずい」。ネタとして一度飲んでみるがよろし。

世界は混沌へと向かう、僕は変態へと向かう。

2009年6月17日 水曜日

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おすすめ度:★★★☆☆

それ、なんてエロゲ?

いつもの台詞ではあるが、今回は私の脳内が狂ってる。
普通、上の台詞は回想シーンに対してとか、いつものカップルどもとかに対して言う言葉だと思うんだが、私の狂ったのーみそは、最後の真昼の台詞をCV「まきいづみ」で再生しやがった。

どうやらウィッテン×真昼で私のNounaiは完成したらしい。
なんで、これなんだ、俺?
アリスを筆頭に、サクラとか雪とかリチャード研の学生たちとかヘイズとか、めちゃくちゃかわいかったのに。

うーん、はなおと熱が多少冷めてから、もういちど読み直すか orz

温泉は、いらない。

2009年6月15日 月曜日

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おすすめ度:★★★★★

 我が意を得たり、という書を発見した。
 しかも、私の言葉よりも、ずっとわかりやすくて説得力のある形で。

 本書は、ノウハウとか先人の知恵とかそういったものよりも、一つのことを徹底的に考え抜くことの重要性を説いている。当然、徹底的に考え抜くというからには、あらゆる視点から、あらゆる軸から一つのことを考える、ということであり、普通の人では、普通の考え方では、こんなことはできない。
 私のポリシーの一つに、「常識とは疑うものだ」というものがあるが、根っこの部分での「徹底的に信じて、徹底的に疑って、徹底的に考える」というポリシー(思考プロセス)を完全肯定してしてもらうことができたと思っている。
 当然、「伝えることが大切」「広く考え大局を見失わない」など、個人的には耳に痛いこともたくさんふれてあるが、そういった

咲-saki-

2009年5月5日 火曜日

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amazonアフィリエイトは自分用リマインダーとおまけ。
まあ、早い話が5/4〜5の日記ですわ。

0時くらいに寝て、朝7時くらいに起床。睡眠時間7時間は私のジャスト睡眠時間。
朝食をとりながら、咲-saki-の第5話を見る。麻雀大会の前には、睡眠は十分にとる、朝はバナナを食べる、ことが重要とのこと@アニメ6話予告。
8時半くらいに家を出て、9:45に高田馬場集合。
コンビニで、飲み物とバナナを買ってから勝負スタート。
ウマ10-20、25000点の30000点返し。チップは一発/赤/裏に採用し、一枚1000点分。

第1半荘。上家が起家。
3900点を上がったところで、東2局。
下家から、「自摸。四暗刻単騎、32000/16000」と宣言あり、飛ぶ orz

その後も、咲-Saki-の影響で、嶺上開花狙いの大明槓が数回見えたり、テンパイ即リーチ者が調子良かったり。
私は、バナナを食べて、手の切り出しを早くして、ドラ(赤ドラ)をがめて、東場だけ好調だったりして、マイナス点返済へ食らいつく。
このとき、南場をあんましやらなかったのは、多分気のせいではあるまい。

そして、半荘8回戦の結果を、フィアルさんよりQ-turnさんに送付。
内容は以下のとおり(Q-turnさんのmixi日記より引用、太字は筆者)。

 フィアルさん +361
 たくみさん(≠咲) ±0
 k-5P -105
 オジャ先生 -256

うん、Q-turnさんはよくわかっているwww

±0をとった記念に、実家に戻った際に、咲-Saki-を5巻全部買う。
一晩泊まって、実家でだらだらと得物を読む。2周したが、まだ読み足りない。
ただ、側で同じようにだらだらしている弟に読ませたところ、ツマンネと言われてしまった。弟は麻雀知らないんで仕方ない。

おすすめ度:★★★★☆
おすすめ者は以下のとおり。
・麻雀の役が分かる。→普通におもしろいんで、読んでください。いずれ百合に目覚めます。
・マリみてが好物。→麻雀の役を覚えてください、あなたなら覚えられる。そしてもう一度読んでください、百合分の濃さがよくわかります。
もちろん、「麻雀の役がわかる」&「マリみてが好物」の両方に当てはまる場合は必読。