障害という名の天恵を活かすために

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
一度ページを再読み込みしてみてください。

REXと日経トレンディの今月号を後回しにしてこの本を読んでる時点で、俺がADHDたる状況証拠はまた一つ、積み上がっている。……診察受けたわけじゃないので、あくまで状況証拠だけど。

<概要>
 ミスが多かったり空気が読めなかったりする人の中には、注意欠陥多動性障害(ADHD; Attention Deficit Hyperactivity Disorder)やアスペルガー症候群などの発達障害を患っている人がかなり多い。
 発達障害は本来「発達アンバランス症候群」と呼ぶべきものであり、その特徴として、「当たり前のことがまるでできない」が「ある特定のことについてはものすごい才能を発揮する」という性質を抱える。
 子供の頃優秀だったが大人になってダメになる人には発達障害であった可能性が高い。これは、「当たり前のこと」の閾値が子供と大人でまるで異なるため、大人になってから「個人の性格の問題として」発達障害がはじめて発見されるためである。ただし、発達障害は子供の頃にすでに兆候が見えており、大人になってから新たに発達障害となることはない。
 発達障害を持つ人の割合は1割ほどとされているが、療養しているケースはごくまれであり、また診断可能な医者もほとんどいない。
 発達障害と分かった場合でも悲観することはなく、生活を工夫すれば大きな問題にはならない。とくに重要なのは職業の選択であり、専門知識・技能を活かせる職に就くべきである。逆に、対人スキルや管理能力が必要な職、ミスが許されない職に就くのはまずい結果を招くことになる。

<感想>
 ADHDについて、これは俺か? と思わず疑いたくなるような内容であった。ADHDの特徴を書籍(P53 表1)から引き、自分にあてはめてみる。

(基本的症状)
・いつも落ち着きがなくソワソワしている →まさにそのとおり。落ち着こうとする行為そのものが落ち着かないので、iPhoneみたいな「落ち着かなくても落ち着いて見える」ツールは必須。
・気が散りやすく、一つのことに集中できない →基本事項。集中できないのはあきらめて、集中力が戻ってきたらいつでも作業できるように、ToDoリストなどの環境を整えておくことを心がけている。
・後先考えずに思いつきでパッと行動してしまう →よくやる。予定は未定にして決定にあらず。
・やるべきことを先延ばしにし、仕事がどんどんたまっていく →悩みのひとつ。ToDoリストに記録し、片付けやすいようにしておく対策が重要。
・気分屋で情緒不安定・セルフコントロールの欠如 →長らく悩んでいるが、結構どうしようもない。常に「一旦考えろ」と自分を落ち着かせているが、考える過程がだだもれになってしまうので結局悪い影響になる。
・ひどい心配性で強い不安感に囚われやすい →何かあるとすぐこうなる。こうなると仕事も趣味も手に付かない。
・対人関係で必要な基本スキルが未熟で孤立しやすい →もはや前提。正直、周りのフォローを期待して行動している。
・マイナス思考で物事を否定的、悲観的、被害的にとらえる →これも前提。その状況下で、「自分は何ができる?」と思考するとアイディアがいくらでもわき出てくるのは良い感じ。
・飽きっぽくて一つのことが長続きしない →やりかけで投げてるものなどいくらでもある。ダイエットなんか典型。
(その他の随伴症状)
・記憶障害によって段取りよく作業ができない →ToDoリストを用意して、「一つ一つ、じっくり片付けるんだ……っ!」とやるのが必須だが、ToDoリストに載せるまでもない軽いタスクが複数来ると詰む。
・金銭・時間・書類などを管理することができない →金銭と時間の管理は半ば諦めている。書類はしっかり管理する、管理可能な数に抑える意味で。
・集中力に欠け信号や標識などを見落としがち →助手席に優秀なドライバーは必須です。
・睡眠不足から交通事故などを起こしやすい →交通事故ではないが、睡眠不足は天敵。1日7時間キープできない日は作業効率最悪。
・爪かみ、チック、抜毛、貧乏ゆすりなど →おかげさまで、爪はいつも短く保たれてます(爆)。貧乏ゆすりは……何度注意されても治らない。うーん……
・酒、タバコ、薬物、ギャンブルなどに溺れやすい →趣味と甘味に溺れてます。誰か、やせる方法を教えてくれ……
・過集中とこだわり傾向が見られる →生活の必需品です。

んで、数多くの対策が上げられている中で、私がすでに実践していたのは以下。
・一覧表を作って順序立てて考える/便利なものは何でも活用する; 上記の通り、ToDoリストとスケジューラは最早手放せない。Google&iPhoneの連携サイコー。
・自分だけの時間をつくる; 婚活やめた理由を見つめ直すと、ほぼこれといっていい。
・自分に合った仕事を選ぶ; 大企業の内部PGは天職。出世したくないでござる、出世したくないでござる……
・認知行動療法(ただし我流); 論理の導出に思考を委ねることで、多面的なものの見方ができるようになったのはかなり良い感じ。特に、自分の「困ったところ」をポジティブに見て、役立てることができるのは収穫。正直、下手な宗教にはまるより認知行動療法を身につけたほうがよっぽど救われる。
あとは食事や嗜好品、睡眠などを改善したいが、飽きっぽく我慢の効かない性格が邪魔をしているのが悩みどころ。

いずれにせよ、常識を通用できない自分の性質を悲観していても始まらない。
長所は伸ばし、短所は活かす。きっと、この心意気が大事だ。

タグ: ,